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食生活で不妊を予防できるか?

2014.06.12

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食生活

 

食生活と生活習慣は私たちの日常生活でとても重要な要素です。

食生活と生活習慣をよく守って行けば かなりの部分を健康を維持しながら不妊予防ができる研究資料を紹介致します。

2007年度にアメリカ ハーバード大学保健大学院Jorge E Chavarro博士は医学ジャーナル‘産婦人科学’で食事、生活習慣で女性の不妊のリスクを大幅に下げる事ができると明らかにしました。

 

既婚女性1万7千544人の資料を分析した結果

Chavarro博士は今回の研究に対応する食事、生活習慣に該当する多くの女性は、該当するものが一つもない女性より不妊率が平均80%が低かったと述べました。

博士はこの結果は一言で言えば、適切な栄養素を選んで摂取して適度な運動をすることが赤ちゃんを持つ可能性を大きく高めてくれると言う事を示していると付け加えました。

それなら、どのような食べ物が妊娠の可能性に役立つのでしょうか。

この本は“トランス脂肪を食べずにひまわり油・とうもろこし油などに含まれる不飽和脂肪を多く食べなさい”と勧めています。 トランス脂肪は強力な排卵・妊娠抑制剤役割をして一日4g(ドーナツ1個または、フライドポテト1袋含有量)摂取にも不妊率が急増することが明らかになりました。反面、不飽和脂肪は妊娠の可能性を高め、全体脂肪摂取量やコレステロールなどは妊娠とは無関係でした。

炭水化物の場合“からだの中でゆっくり消化されるものを選んで食べなさい”と助言しています。 雑穀やパスタ、豆、野菜、果物などに含まれた炭水化物がこれに該当します。 一方、白米、白いパン、ジャガイモ、シリアルなどに入っている炭水化物の場合、からだの中ですぐに消化され、血糖値とインシュリンの数値が簡単に上がります。 これは最終的に性ホルモンのバランスを壊して排卵障害による不妊の可能性を高めると、この本は明らかにしています。

タンパク質は豆、豆腐のような植物性タンパク質が良いですが、たくさん食べすぎると害になります。 研究結果、一日平均115gのタンパク質を摂取した女性は77g摂取した女性に比べて排卵障害を起こす確率が41%より高くなりました。 また、肉類など動物性タンパク質を好んで食べる女性は植物性タンパク質を主に摂取した女性たちに比べて排卵障害発生率が39%高くなりました。

著者は“一日に牛肉・鶏肉など肉類を一皿さらに食べれば排卵障害による不妊の危険性が3分の1程度高まり、魚・卵などをさらに食べても妊娠には影響がなかった”と主張しました。

この他にも牛乳、ヨーグルト、チーズ、アイスクリームなど純粋乳製品をたくさん食べることは妊娠に役に立つが、低脂肪牛乳など脂肪含有量を低くした乳製品は性ホルモンのバランスを壊して不妊の可能性を高めることが明らかになりました。

総合ビタミンと葉酸(ビタミンの一種で胎児の成長発達に関与)を服用し、一日30分ずつ運動して適正な体重を維持するのも妊娠の可能性を高めたと述べています。

この研究資料は絶対的でありませんが、意味のある内容だと評価されていますので、多くの方が健康で不妊のリスクから脱出してくださることを願っています。

 

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